【23時の鶴見翼橋!】

                                    ライトアップされた翼橋

         

今日からBobTommyLoversに入会する。

この2台とは何度かツーリング等でも一緒に走っている。
車両はAMG V8 6.0のコンプリートカーであり、この二人がステアリングを握るのでどのような走りになるかは想像がつく。

19時頃に某所に集まり、紅男・ブラ・BobTommyと夕食をとりながら、他愛もない会話でゆっくりした時間を過ごす。

余談ではあるが、この日、筆者は朝から何も食べてなくて、かなり腹がすいていた。
(多分食べてなかったと思う!? 味オンチな筆者は、もともと食に関してはあまり煩くないので、朝や昼に食べたメニューを夕方には思い出せない!   痴呆ではない!・・・多分)
この店の写真付きメニューを見たら、結構なボリュームのあるオードブルセットがあり、それを頼んだのだが、出てきた料理は一つ一つの皿が小さく、一口サイズの料理のようだった。
「写真とはずいぶん違うなぁ〜」と少し落胆した表情で独り言を言ったら、隣に座っていた紅男がハンバーグの切れ端を「これ食え!」と言って差し出してきた!
体のデカイ紅男から夕食を分けてもらうなんて・・・
最近、食欲が増しているので、メタボリックには気をつけなければ。

マッタリとした時間も過ぎて行き、時間は22時を過ぎた頃だが走るにはまだ時間が早い。
かと言って、レストランに座っているのも飽きた。
都心から100キロ以上も離れれば、少しは楽しめる場面もあるかもしれないと言う事で軽くMidnightに行くことになった。
ブラさんは、昨夜は遅くまで仕事があり睡眠不足気味ということだったので、ここで分かれる事にした。
走りたくても、自分自身でその日の体調と良く打ち合わせをして、決して無理をしないのが車遊びの基本だと筆者は思っている。

第三京浜から横浜首都高速をぬけて湾岸へ向かった。
筆者が先頭で、Tommy号・Bob号・紅号の順番で走る。
首都高から湾岸線へ入りベイブリッジ→翼橋へ、ハーフスロットル&時々全開で走行していたが、後方の紅号からの無線で異変を伝える一報が入った!

「バースト!バースト! Tommy号がバースト! 場所は翼橋上!」


第二報が直ぐに入り、「Tommy号に損傷はなく、無事回避!」との連絡がある。
それを聞いて、ひとまずはホッとした。

紅号もその時点ではTommy号の前方数百メートルを走っていたらしく、翼橋上で離れた位置に2台停車する事が危険であるとの判断で、その場は取りあえず現場を後にする事になった。
しかし、Tommy号はジャッキを積んでいなかったらしく、自力でのスペア交換は不可能と言う連絡が入り、Bob号・紅号と3台で次のICで降り、直ぐにUターンをして現場に急行した。

30分もかからないで現場に到着した。
安全確保を十分に行いタイヤ交換の作業に取り掛かる。
左側後輪のバーストだった!
タイヤはまだ殆ど新品に近い状態であり、走る前には空気圧のチェックも行っていたらしいので、どこかで釘でも拾ったのかもしれない。

現地でTommyの顔色を見たが、本人はケロッとした表情でニコニコしていた!
筆者の後方で起きたバーストなので、直後のSLの挙動を見てはいなかったのだが、紅さんの話では車体が振られて結構ヤバイ状態までいったらしい!
入会初日に翼橋の上でバーストとは・・・なかなか味わえないハプニングである!
筆者も長い期間ここを走ってはきたが、翼橋の上に車を止めて降りたのは初めてである。
汗を流しながらタイヤ交換をしているTommyを尻目に、翼橋上から眺めるベイブリッジの夜景は格別だった。

                     写真は翼橋から見たベイブリッジではありません イメージ画像です

          

Tommy号のBRIDGESTONE POTENZA RE050の変わり果てた姿である!
新型のテンパータイヤのよう





                    イン側タイヤ側面がちぎれて、ホイルの外までせり出している!

この日は、純正ジャッキしか持っておらず、ジャッキUPするのに少し苦労をした。
と言うのも、場所は鶴見翼橋上であり、平坦ではない!
時間は23時を過ぎているので交通量は少なくなっているのだが、大型トレーラーなどが通過する度に橋が大きく揺れる!
何で純正ジャッキは一本足なの!?って筆者はいつも思ってしまう。
まったくもって不安定に見える! だが、Benzが純正として採用しているのだから、メーカーテストでもこれで問題がなかったのであろう!

交換作業も問題なく終了し、大黒ふ頭で缶コーヒーオフに切り替えて本日のお遊びはこれで終了。
時間は24時を過ぎていた!

それにしてもバーストは怖いね!
筆者もバーストは経験があるが、そのときの速度は160キロくらいで下りのS字コーナーだった。
バーストの前には、車が振られるような前兆があった。
今回、Tommyもやはり車が振られるよう前兆があったと言っていた。

これがもし全開中であったら・・・

少しでもいつもと違う変化が車体に現れたなら、直ぐにアクセルを戻して減速して点検しなければと言う事を今回あらためて肝に銘じておこうと思った。












                      オマケの画像   やけにテンションが高いTommyの相棒、Bob!
              


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