R129 SL編

ヒーターホースの交換
2018年10月

夕方SLを久しぶりに運転していたら、ラジエターの警告ランプが点灯した!

いきなりなので、クーラント漏れが発生したかと思い、道路わきに車を停めた瞬間にエンジンルームから蒸気が!!
水温系が見る見るうちに上昇して110℃を超えた!

直ぐにエンジンを止めてボンネットを開けると、ブレーキマスターの下あたりから蒸気が!
あーぁ、ヒーターホースだ!

100m先に車専門のオーディオ屋があるので、そこまで少しだけエンジンをかけてSLを走らせた。
水温系は115℃位になったが、何とかたどり着いた。

このオーディオ屋は何度か使用しているので、良く知っている店だから事情を話して、JAFを呼ぶ間駐車場に停めさせてもらった。

クーラントは完全にカラの状態なので、JAFに搬送してもらって自宅ガレージまで運んでもらうことにした。
待つこと1時間、やっとJAFが到着。
自宅までは6キロくらいの距離なので、数分で運べる距離。




ヒーターホースがあるのは、このずーと下の方なので、ブレーキマスターやリザーバータンクを外さなくては作業ができない!





これはプロに任せた方が良いな!
と言うわけで。翌日、工場から車両積載車で引き取りに来てもらった。

大阪在住の友人が以前このホースを交換した事があったらしく、詳しく知っていたので情報を送ってもらった。
129 832 4594の45,700円のホースがダメになることが多いらしい!




写真まで送ってくれた。  これがV12では、エンジンの熱でよくダメになるホース!
  




実際に点検して取り外したホース! 写真と同じホースだ。







友人から送ってもらったホースの品番写真と取り外した現物のホースの品番が一致!
やはりこの箇所のカシメ部分からクーラントが噴き出したようだ!
  




このホースの周辺もチェックしたら、NO134の129 830 0794番のホースも劣化が進んでいたので、一緒に交換することにした。





国内での在庫は無し!
3週間後には東北へ大阪の友人と紅葉狩りツーリングをする予定なので、急ぐ必要性があり、送料は高いが仕方なく本国から空輸する事にした。

それでも2週間くらいはかかるような事を工場では言っていたが、10日で部品が届いた!











ホースを交換しクーラントは、いつも入れているBILLIONを使用。
アイドリングだと水温は80℃を少し下回っているが走りだせば95℃位で安定する。
これからの季節なら、高速走行なら90℃〜95℃、全開走行でエンジンを回しても100℃まで行かない!




東北域までには間に合ったので、ひとまずホッとした。

後は3000kmを無事に無事故無違反を心がけて、今週末は出発の準備だ。






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