R129 SL編

ソフトトップの故障
2018年1月


ソフトトップの故障と言うと、ソフトトップシリンダーからのオイル漏れが一般的には多いかと思うが、今回の故障は
シリンダーからのオイル漏れではなく、不作動と言う症状だ。

安全装置のロールバーもまったく動かない。

ソフトトップは手動でも開閉は出来るが、面倒だ。
それより、ロールバーの不作動の方が危険だ!

早速診断にかけたら、ソフトトップコントロールユニットの故障と言う結果だった。

国内在庫は、今現在で2個、価格は税込みで235,754円するそうだ!
相変わらず、部品が高い!
しかし、走行距離6万キロの車両から外した中古のユニットが見つかったので、それを購入したら9万円で済んだ。

以前、ABSユニットの交換が必要になった時に、ユニットが120万円と言われてから、感覚が少し麻痺しているので
23万って言われれば、そんな物かと思ってしまう!


スフトトップコントロールユニットはリアのここにある。
 



こいつがユニットだ。
 




早速9万円で購入したユニットを取り付けてみた。





交換後、ロールバーは正常に作動した。





しかし、ソフトトップの開閉に少し問題が・・・。
開閉は出来るのだが、2回に一回くらいの頻度で、開かなかったり、閉める時に幌が90度の位置で止まって
しまったりする。





だが、その場合でも、SLを前後に20センチ位動かせば、その後は問題なく閉会が出来る。
テスターの診断結果は、ソフトトップコントロールユニットのエラーは無くなったので、問題は他のセンサーが
開閉時に誤作動を起こして安全装置が作動してしまい、このような状況が起きているのかもしれない。

ソフトトップ関連には、色んなセンサーがあり、一つ一つを交換しながら状況を確認して行かないと直らないらしい!




どこに行っても、同じような回答だった。
ヤナセ等は、もうソフトトップ関連部品の総取っ替えになり、いくらかかるかわからない!

UBTに相談したら、まずはトノカバースイッチを交換してみようと言う事になり、早速交換。
こんなスイッチでも、2万数千円もする!





結果は、原因はトノカバースイッチでは無かったようだった。
しかし、会社まで来て作業してくれたのには感謝です。
ちなみに、VIDEOに写っている茶髪の人物はUBTの代表です。

開閉時のVIDEO映像





その後、トップの位置調整を行ったら、開閉の不具合状態が3回に1回くらいの頻度になった。
やはり、何らかのセンサーが少しの異常(エラー)を拾って、開閉時の安全装置が働いているのだと思う!
 


 





現在、ソフトトップと関連している部品を少しずつ集めているので、暖かくなったら1個ずつ交換して行きながら
気長に修理して行こうと思う。


先日、入手したトノカバーセンサー
 








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