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2004-現在

【M−Benz W124 300E】

知り合いが廃車にしようとしていた300Eを筆者がもらい受けた事から、この車との付き合いが始まった。

この知り合いとよんでいる人物は、以前、筆者がセドリックをもらった人と同一人だ。

田舎に住んでいるこの人は、乗らなくなった車を広い庭に放置している。
そうして朽ち果てる一歩手前の車を筆者がもらってくるのだ!


もらった時の車の状態はと言うと、8年ほど前にいただいたセドリックの状態と大差ない。
本当に朽ち果てる一歩手前なのだ。

・ATは4速が使えない ・オイルパンよりかなりの量のオイル漏れ
・定番のコの字シール及びヘッドからの大量のオイル漏れ
・ステアリングギアボックス及びデフからのオイル漏れ
・エアコンが効かないのでガスチャージをしても一月ほどで効かなくなる
・水温が常に100℃、街乗り時はラジエターブロアファンが回りっぱなし
・ショックは完全に抜けている状態 
・タイヤは前後とも片減り(半分スリットタイヤ状態)
・純正オーディオの液晶飛び及びフロントスピーカーより音が出ない

等々、まったく手をかけていなかったのだろう。
廃車を考えるのも当然と言えば当然か!
実際に庭の片隅で何年も放置されて雨ざらしになっていた。

でも、筆者がバッテリーを繋いでエンジンをかけたら、セルを回すこと20秒くらいでエンジンがかかった!
これには正直、セドリックの時と同じで、感動と驚きを感じてしまった!
走行距離は8万2千キロほどのディーラー車だ! 本来なら元気いっぱいに走り回っていてもおかしくない。

このW124 300Eは91年式だ。前オーナーは、4年落ちの5万キロ時点で中古購入したようだ。
その後の走行距離も約10年間で3万キロ程度と多くない事から推測すると、前オーナーはこの300E
が好きではなかったのだろう!
まったく愛情をかけてもらえず、捨て置いた状態だった!

取り敢えず筆者が引き取り、自分で整備できるところは自分でやって、手に負えそうもない所は専門工場
にお願いした。
いっぺんに直す方が良かったのだろうが、資金的に無理があるので、まずは、安全と快適に乗れる状態
にして、2年程かけて少しずつ甦らせていった。

      


塗装もボロボロだったので、オールペンをし、今、はやりの!?ガラスコーティングなるものを施してみた。
コーティング業者曰く、大雨の日に外に置いておけば汚れは結構落ちますよ!と言われた。
実際に洗車回数は大幅に減ったことは事実だ!


   


             


筆者がもらってから、もう13年程乗っており、北海道から鹿児島まで約12万キロほど乗った。

今、ブロアファンの不動と内外気切換え不良、足周りからの異音、それとオイル漏れで、工場に入庫予定だ。

これからも直し続けながら出来るだけ永く所有したいと思っている。


   


1996年-現在

【VOLVO 850 R】

家内は左ハンドルのSLは運転が出来ない。

W124 300Eは、直しながらの状況なので家内が運転する車が必要になった為、車を購入することになった。
家内に車種を選ばせても、安くて燃費が良く運転しやすい車!っと言う回答しか出てこない事はわかって
いるので筆者が車種選びを誘導する形で、一緒に各ディーラーを見に回った。

日本車も良かったが、手ごろな中型車だと魅力的な車が当時は少なかったので、外車ディーラーをメイン
にまわった。
今なら、国産車でも魅力的な車がとても多いが・・・。

Benz・BMW・VW・Audi等の店を訪問したが、独車ばかりでつまらない。
VWは他の3車種に比べて価格的には魅力があったが、つまらん!

あるディーラーのショールームのガラス越しに、ピカピカの赤い車が目についた。
早速、ディーラーに入り確認。
ガラス越しには車の正面しか見えなかったが、車全体を間近に見て驚いた!
お尻が無い! と言うか、尻切れトンボと言うか、何とも「この車のリアはどうしたの!?」って
言いたくなるスタイルだ。

それはボルボだった。

筆者には ボルボと言うとワゴンしかイメージがなかったが、この綺麗なショールームに鎮座しているのはセダンだ。
前から見ると間違いなくVOLVO850だが、横から見ると「何だこりゃー」!と心の声で笑ってしまった!

だがだが、筆者的には、どうもこのヘンテコなスタイルが気になって仕方がない。
家内に聞いたら、特に気にはしていないようだ。
翌日も、その翌日もこの車を見に行った。

ディーラーの担当者に聞いたら、VOLVO850を選ぶお客さんの殆んどはワゴン車を選択するらしい!
セダンはあまり売れていないようだ。
担当者からは、家族みんなで街乗りでも遠出でも使い勝手がいい、荷物も積めるワゴンがお勧めです。と
言われた。

筆者は決めた! 尻切れ赤トンボのセダンにすると。

と言う事で、VOLVO850R セダンが我が家に来ることになった。

購入当初は、家内がメインで乗るのでドノーマルのままだったが・・・
月日が経つうちに、いつの間にかブースUP、サスとショック、スタビライザーの変更、エアクリーナー、タイヤとホイール、ブレーキの変更!


          


家内には何を変えたとかは、いちいち言わなかったが、変更のたびに「乗りやすくなった」!と喜んでいた!??? たぶん・・・ (^o^;)




1994-現在

【M−Benz R129 600SL】

最高出力:395ps  最大トルク:58.0Kg-m

ツーシーターで排気量が6000ccとは、今の時代にはそぐわない車だ。

この車は、ノーマルでも充分速い! 分厚いトルクでグングン加速して行く。
ノーマルの速度メーターは260kmまでの表示があるが、その速度域まではストレスなく達する。

だが、怖い!!



NAエンジンの何とも言えない加速感だ。

だが、速度になれると、もっと速くしたくなる!!



と言う事で、まずはADS(アダプティブダンピングサスペンション)を交換することから全てが始まった!
このADSは、車重が2t以上あるV12を受け止めるために開発採用されたらしい。
スイッチ一つで車高を上げ下げできる。
車高を上げていても、ある程度の速度になると自動で下がる。 当時としては最先端の技術導入だった。

だが、良く壊れる!!



現行のBenzにはABCと言うもっと進んだサスが採用されているようだが、これも良く壊れるらしい!

SLにはお金をかけ過ぎた。

現在は、7.2Lエンジンが載っており、ワンオフサス・減衰力調整式ショック・前後ワンオフスタビ
ワンオフホイール・ブラバスFバンパー・レザーシート張替え・JMOトルコン・強化AT
ブレーキキャリパー&ローター・ワンオフリアウイング、等々、あげればまだ沢山ある。
Garage Lifeにも一部は書いてきた。


 



この愛機とは、日本中を旅して周った。
特に北海道の一人旅では2週間ほどかけて、日本最北端の地まで一緒に旅をした。
とても思い出深い2週間であった。




           


途中では、「ケンとメリーのスカイライン」のCMで有名になった、北海道美瑛町の丘陵地帯に経つ1本の大きな
ポプラの木を探して記念撮影もした。
今の若い人には、「ケンとメリーのスカイライン」と言っても知っている人は少ないだろう。


 

 


今回、某ショップのオーナーから、ステアリングギアボックスの交換でステアリングフィールが変わるので
交換しましょう。と悪魔の囁きがあり、交換してみた。
ちょうど、オイル漏れもあったので、ギアボックスはOHしようと思っていた所だったから、囁きにのってしまった。
交換後は、明らかにステアリングにドッシリ感が増してた。
しかし、これには好き嫌いがあると思う。
ステアリングを切り込むときに重さがあり、超高速で走行中には直進性に難ありだ!
本来なら、直進性が増すはずだが、ノーマルタイヤなら良かったかもしれないが、幅広タイヤには道路のワダチに
タイヤをとられたときにゆっくりと車が車線を変更していくので、自分が狙ったクリッピングをシッカリトレースするには気を使う!
今までのステアリングフィールに慣れていたせいもあろうかとは思うが、筆者向きではないのかも。
もうしばらく乗って、気に入らなかったら前のギアボックスに戻す事も真剣に考えている。


         



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