ボルボ編

VST車高調整式ショックへ交換
VOLVOのショックやスプリングの交換に関しては、Benzに比べて比較的楽に行える。
筆者のもう一台の愛車であるVOLVO850Rには、VSTの車高調整式ショックが入れていた。スプリングレートは、F:10k・リア:8kなので、ボルボの足としてはかなり硬めになってしまう。
850Rの純正ショック&スプリングはR以外の他のグレードに比べれば、もともと硬めに作られているようだ。更に、オートレバライザー機能というのがついていたが、車を買うとノーマルでは我慢できずに直に弄りたくなる筆者の性格上交換してしまった。
それでも、7ヶ月はノーマルのまま我慢していたが・・・!

最初は、どこのメーカーの物を使おうか迷ったが、とりあえず、ショック・スプリング共にザックスのスポーティングキットってやつを入れてみた。
車高が下がった分、高速では安定しているように感じたが、筆者が希望していた内容ではなかった。減衰力・レート、共に不足気味で超高速では不安を感じる!
とは言っても、普通に走る分には、乗り心地・安定感・車高の見た目等々、充分なパフォーマンスを示してくれる筈である。筆者の家族からも、このスポーティングキットを入れていた時には、まったくクレームはつかなかった。
しかし、町乗りからある程度の高速スポーツ走行までをこなしてくれるような贅沢な足を望んでいる筆者は、やはり、このスポーティングキットを1万キロで交換してしまった。

それで、次の候補として選んだのがVSTの車高調整式サスペンションなのだ。
これを付けて、初めて乗った感想は、ボルボのマッタリしているステアリング感覚がクイックになり、機敏に走れるようになった! しかし、そのぶん失われるものも多く、乗り心地に関しては、家族からクレームの嵐が吹き荒れてしまった!
また、国産に比べたらボディー剛性が高いと言われているボルボだが、各部内装のキシミ音が車高調の取り付け後、半年くらいして徐々に出始めてしまった。乗っていて、妙に至る所からカタカタ・ギシギシ・コトコトと音が鳴り始めたので、内装関係のビスやネジの締め付けを確認したら、やはり、緩んでいる箇所が数箇所もあり、これを全て点検・増し締め・交換等を行った結果、音は殆ど気にならない程まで治まった。

ワインディング等に持ち込んでテストしてみたら、コーナーに向かって面白いようにボルボのノーズがステアリングをきった分だけ入っていく! 山ならT号より間違いなく速いな!と筆者は確信した!
いっぽう、高速でも面白いように車線変更が出来、高速コーナーでもそれなりに安定して走れる。しかし、高速道路はサーキットとは違い、ウネリや段差・ワダチ等があり、これに関しては、何度か怖い思いをした!

○三○浜の上りで、玉○の料金所を過ぎて目○通り方面に向かい○八の下を潜ると右カーブになっている。玉○の料金所で、どういう訳かBMW328と加速競争になってしまい、そこの右カーブにボルボで○○○`で進入した。ところが、カーブの奥で○八に出る車の信号待ちの列が出来ており、コーナー途中で慌てて急ブレーキ状態となってしまった。急ブレーキと言っても、ある程度はこの状況を予測はしていたので、パニックブレーキになる事は無かったが・・・。
T号なら、おっとっと・・・と言いながら、問題なく止まれる感じだが、ボルボではそうはいかなかった!
急ブレーキを踏んだとたんに、リヤタイヤのグリップが失われて、車線に対して45度車が横を向いてスピンし始めてしまった!!ステアリング操作とアクセルで何とか姿勢を立て直してスピンアウトは間逃れたが、左右に2〜3度尻を振りながらの停車だったので後続車両は驚いていた事だろう! アシを換えた直後だったので、調子にのり過ぎた。 反省している。
やはり、アシに関してはある程度シナルようなロールは必要だな!と実感した。

この車高調で1万5千キロほど使用し、充分楽しませてもらったので、今回、オーリンズの8段減衰力調整式ショックを前後に入れ、スプリングは、ノーマル形状の○&Rを入れてみる事に挑戦した。





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