R129 ストラットタワーバー割れる!

2017年4月

先日、工場から戻ってきたSLのトランクに積んであったストラットタワーバーの画像だ。
画像の向かって左側の支持部分が割れている!

  


                            拡大画像

 
 


バッチリ割れている! アッパーマウントにネジで支持部分のみがとまっており、バーは完全に浮いている状態だったらしい。


反対側は、こんな感じだ。 ひびが入っている!     裏側から見た画像

  


指で少し力を入れれば簡単に折れてしまうだろう。
左側の支持部分が割れて外れていたせいで、テンションがかからず、かろうじてモゲていなかったようだ。


タワーバーはアルミなので、溶接機器を持っている工場は少ない。
ネットで地元のアルミ溶接業者で検索をかけると、数件のヒットがあった。
筆者が選んだのは、個人店だがこだわりを持って仕事をしている店だ。店のHPにも書いてある!

しかし、このこだわりって言うのは、結構クセ者だったりする。
アポなしでは、聞きに行くだけでも完全に拒否されそうなので、まずは電話でアポをとりタワーバーの溶接が可能かどうかの確認。
内容を聞かれたので、いろいろ説明をしたが、あっさりと「ストラットタワーバーって何だ」?
「見てみないと何とも分からん」! と、つっけんどんなの回答。


ごもっともの回答! だが、だったら聞くな!  と言いたくなる。


アポの時間に店を訪問。
ナビがないと絶対わからん場所に店がある。
対面通行だが、対向車が現れたらすれ違うことは不可能な狭い道だ。


店のオーナーは、40代半ばってところか。


UBT(UltimateBenzTech)の大将がQUEENをこよなく愛す信者だとすれば
                      


この店の大将は、ベロ出しのKISSの信望者! 店中にパンクのポスターが貼ってある。
                      

溶接で作った奇妙なオブジェも置いてある。 ドクロのキーホルダーも溶接手作りで売っている。
写真を撮るとバーナーで焼き殺されそうなので、やめておいた。 でも、こっそり撮っておけばよかったか。


オーナーにタワーバーを見せて、溶接部分の説明を行うと、「溶接できる箇所が少ししかないので、うまく溶接できないかもしれない」!
「また、 溶接後も直ぐに折れる可能性がある」! それでも良いなら左右で1万円で受ける、との事。

溶接個所は溶接前より強くなると筈だから、とやかく言っても仕方がないので、溶接依頼をした。
時間的には30分ほどで完了。
折れている支持部分も、うまく出来ているようだ! 後はちゃんとタワーバーを設置できればと期待が高まる。

自宅ガレージに帰り、早速ストラットタワーバーを取り付けてみた。
結果、問題なく、しっかり固定できた。 溶接屋のオーナーは、少しヤバい奴かと思ったが、腕は確かなようだ。

       


と言う事はUBTの大将も、金髪でヤバそうだが、実はしっかり仕事する奴かぁ!


Back


Copyright(c) Benz Cafe 2003
All Rights Reserved.